「歩行解析計 iMU One」に関する 論文が JSSR Best Paper Award を受賞
「歩行解析計 iMU One」に関する 論文が JSSR Best Paper Award を受賞
iMU株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:名倉武雄、以下:iMU)が製造・販売する「歩行解析計 iMU One」に関する研究論文が、第3回日本膝関節学会[2025年12月5日(金)6日(土)]において、「JJSR Best Paper Award」を受賞したことをお知らせいたします。
本研究は、膝内反モーメント Knee Adduction Moment:KAM の推定において、「歩行解析計 iMU One」で得られた計測値と三次元動作解析装置による計測値を比較し、その精度および再現性を検証したものです。
本研究成果は、医療現場における負担軽減や、膝痛を抱える患者様へのより効果的な治療支援に寄与するものとして高く評価され、今回の受賞に至りました。
■論文情報
【雑誌名】
Journal of Joint Surgery and Research
【タイトル】
Development of a wearable system to estimate knee adduction moment of knee osteoarthritis patients during gait using a single inertial measurement unit
【著者】
Ayako Akiba, Kengo Harato, Hiroshi Yoshihara, Yu Iwama, Kohei Nishizawa,
Takeo Nagura, and Masaya Nakamura
■歩行解析計 iMU One
「歩行解析計 iMU One」は、わずか5mの歩行、5分ほどでKAMを計測できる歩行分析計です。従来、KAMの計測には、高額な動作解析装置や広いスペースなどが必要なうえ、解析に時間を要するため、臨床現場への導入が難しいという課題がありました。しかし、本製品は専用アプリケーションと加速度センサ1台を用いてAIによってKAMを推測するため、どこでも簡便に計測が可能です。そのため、日々の診療において臨床判断の支援や、リハビリテーションの即時的効果の検証など、さまざまな場面でご活用いただけます。また、歩行速度や立脚時間なども計測でき、歩行の多角的な分析が実現できます。一般医療機器(クラスI)で、診療報酬の算定が可能です。

